Tags /
タグから絞り込み
定説再検証
「定説再検証」に関連するコンテンツ
指導法 0件 / コラム 8件
関連するコラム
- →
「多重知能理論」は子どもの「個性」を分類できるのか — 8つの知能と構成概念妥当性の現在地
日本では「個性を伸ばす」「多様な学び」の根拠として教員養成やキャリア教育で広く引用される多重知能理論。だが知能の神経的な相関も標準的な測定法も見つからず、近年は「神経神話」として整理されている。学習スタイルとは別物であること(ガードナー自身が明言)と、知能をテスト得点に還元しないという貢献は保ちつつ、エビデンスを踏まえて整理する。
2026-06-01 - →
教師の期待とラベルは子どもの未来を決めるか — ピグマリオン効果とラベリング理論の現代評価
教師の期待は本当に子どもを伸ばすのか。ピグマリオン効果とラベリング理論は、自己成就的予言という共通祖先を持つ。原典実験の追試失敗と現代評価を踏まえ、教員の含意は「正の期待で持ち上げる」より「負の期待で押さえつけない」に重心がある。
2026-05-24 - →
日本の少年非行の実像 — 戦後ピーク時の1割弱まで減少、ただし直近4年は増加。「闇バイト動員」という新しい構造
ある事件をきっかけに『少年が凶悪化している』という言説が広がりつつある。しかし警察庁・法務省の一次統計が示すのは、戦後ピーク(昭和58年31.7万人)から大きく減少した長期トレンドと、令和3年戦後最少から4年連続増加という短期トレンドの併存。さらに直近の増加は『少年の自発的凶悪化』ではなく、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による闇バイト動員という組織犯罪構造によるもの。教師・保護者の対応焦点を整理する。
2026-05-23 - →
「学習スタイル」は本当に効果があるのか? — VARK と meshing 仮説の現在地
「視覚タイプの子には図、聴覚タイプの子には説明」という考え方は、2008 年に「適切なエビデンス基盤は存在しない」と結論されて以降、複数の RCT・系統的レビューで繰り返し否定されてきた。それでも世界の教員の 9 割が信じている現状を、エビデンスを踏まえて整理する。
2026-05-06 - →
「読書 100 冊目標」は学力を上げるか — 冊数信仰をエビデンスで問い直す
2024 年、小学生の月平均読書冊数は 13.8 冊で過去 31 年の最高値。自治体や学校が「年間◯冊」の目標を掲げる例も多い。しかし、冊数を追うことと学力が上がることの因果は、思うほど明確ではない。
2026-04-18 - →
「グリット」は本当に大事なのか? — メタ分析以後の位置付け
一時期もてはやされた「やり抜く力」は、2017 年以降のメタ分析で効果が限定的で、しかも既存の性格特性「誠実性」とほぼ重なることが示された。教育現場での扱い方を、エビデンスを踏まえて整理する。
2026-04-12 - →
フィンランド教育神話を冷静に見る — PISA スコアの推移と「成功モデル」の終わり
2000 年代に「世界最高峰」と評価されたフィンランド教育は、PISA スコアの 20 年の推移で見ると 2006 年をピークに一貫して低下し、2022 年には OECD 平均より少し上の水準まで落ち込んだ。なぜ神話が広まり、なぜ終わったのか。海外事例から学ぶときの落とし穴も含めて整理する。
2026-04-11 - →
宿題は本当に学力を上げるのか?
「家庭学習の充実」が推進される一方、研究は「量より質」を示している。政策と研究のギャップを考える。
2026-04-09